中国製 40mm 外付け光学ファインダ OTW-40

eBayで中国製の格安ファインダを買ってみました。出品者の説明には画角40mmで視野率90%、EVFがないミラーレス機やコンデジに適しているということでしたが、画像からもあからさまな安っぽさが伝わる「プラスチッキー」な代物です。おまけにまとめ買いでさらに割引とか、どこかのテレビショッピングみたいなことも書いてます。いくら安くても、同じ光学ファインダを2個以上買う人はいないだろうと思いますが……。
とはいえ送料無料で2千円弱ですから、中古と比べても半額から3割程度というお手頃感ですから、まぁ安物買いのなんとやらでもポチッちゃいますわな。

というわけで、落札から待つこと1ヶ月ちょっと。届いたのが……。
これです!

パウチ袋に入った、まさに必要最低限のファインダでした。

プラスチッキーな割に大層な説明書がついていたのは良心的と思いますが、もちろん中国語なので雰囲気程度しかわかりません。

フレームレスの素通しで、もちろん視野も雰囲気程度です。とはいえ、それでもお値段以上の意味はあり、構図が決めやすくなるのは間違いないです。それに、小さくてじゃまにならないのはかなりのメリットと言えましょう。バルナックライカにつけると、なんとなく標準型(ハンザ・キヤノン)のポップアップファインダめいた可愛らしさもあります。
ただし、バルナックライカだと取り付けがかなり渋く、しかも最後まで押し込めないので、後端がわずかに出てしまいます。これはアクセサリシューの前端中央部に突起があるためで、脚と干渉してしまうのです。ほとんどのアクセサリは脚の中央に溝や凹みがあるので問題にならないのですが、最近のデジカメにはないため省略したのでしょう。
ただ、後端が出ると言っても1から2mm程度なので、撮影に支障はありません。

とりあえず、気軽に使える可愛いファインダです。
ネットショップなどで安く売っていたら、ひとつ押さえておくのも悪くないかもしれません。

ライカRマウント マイクロフォーサーズ マウントアダプタ(中国製)

中国製のライカRマウント(ライカフレックスマウント)レンズアダプタマイクロフォーサーズボディ用を購入しました。

アダプタそのものを説明する前に、まずライカRマウント(ライカフレックスマウント)についてごく簡単に説明します。ライカの銀塩一眼レフカメラは(ミラーレスカメラやレンジファインダーカメラは一眼レフカメラと異なります)、ライカR(ライカフレックス)を採用しています。このマウントはライカフレックス用に開発され多少の改良を経て、ライカRシステムへ引き継がれました。ライカRシステムでも大きな変更が加わった結果、物理的に装着不能な組み合わせも存在しますが、それでも「多くの互換性がある」ため、いちおうひとつのマウントとされています。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。かなり複雑な有様であることが、よくご理解いただけると思います。

ライカRレンズの攻略方法

さて、このアダプタにおけるライカRマウントとは、いったいどの時期のどのようなマウントなのかという問題ですが、それはライカフレックスが採用していた最初期のマウントから連動カムを取り除いたようなものでした。つまり、マウントにカメラボディとの物理的、電気的な情報交換部はありません。
要するに、このアダプタは単なる金属のリングで、可動部もレンズマウントのストッパがあるだけです。また、ライカフレックスには装着できないRおよびROMタイプレンズについては、確認できませんでした(おそらく装着不能と思います)。

このように、仕組みとしてはシンプルなので、製品の質を左右するのは剛性や可動部の滑らかさ、加工精度となります。その点、このアダプタは中国製らしいつくりで、ボディとの着脱はがっちりしていますが、レンズ側には多少のカタツキが感じられました。
ただ、他社のもっと高価で精度も高そうなアダプターでも多少のカタツキが感じられたので、もしかしたらマウントの構造的な問題か、あるいはレンズ種別との相性問題かもしれません。
マイクロフォーサーズ規格ですと、素子サイズの関係からレンズの実効焦点距離が2倍となってしまうため、銀塩時代やフルサイズセンサー用のレンズは使いにくく感じるところがあるかもしれません。しかし、考えようによっては標準から中望遠域のレンズが軽量小型の望遠レンズとして使えるので、機材をコンパクトに収められるかもしれません。しかも、レンズの開放値は変わらないので、手軽に大口径望遠レンズを楽しめるとも言えます。

ハンドメイドカメラケース バルナックライカ用

ライカ関連の素敵な革ケースをヤフオクで出品しておられるleica_sammlerjpさんから、バルナックライカ(DII)用の黒革ケースを購入しました。

ボディに装着したところ、ほとんど一体化したのではないかと思えるほどぴったりで、ちょっとやそっとでは滑り落ちそうにありません。

いちおう、三脚穴に留めるネジも付属していて、しかもネジが飛び出さない(頭がケースに収まる)のですが、フィルム交換の際などわずらわしくなるので、外してしまいました。

嬉しいことに、ケースの穴を塞ぐ蓋も付属しています。また、蓋はぴったり収まるので、落ちる心配はほとんどありません。そのため、とめねじを外してスタイリッシュに使うこともできます。

背面はこんな感じに、スッキリしています。使い込むといい感じの艶が出そうですね。

注文の際には裏地やステッチ(縫い糸)の色、ストラップの長さや留め方、肩当ての大きさと有無など、細かく選べるのも嬉しいところです。

ケースのおかげで釣り金具のないDIIが持ち歩きやすくなり、しかも非常にかっこよくてスタイリッシュな雰囲気をおびるようになりました。手触りも良く、撮影のテンションまで上がります。
画像の個体はI型に距離計連動改造を施したもので、製造から90年ほど経っていますが、ケースのおかげで楽しく使えています。
みなさんもおひとついかがでしょう?

ロシア製 20mm 外付け光学ファインダ (La?)

ヤフオクでロシア製超広角レンズ「ルサール/Russar MR-2(PУCCAP MP-2) 20mm f/5.6」用のファインダと称するものが出品されていたので、興味をそそられ落札しました。

おなじみのS・A・ズヴェーレフ記念クラスノゴールスク工場(KMZ/КМЗ)マークが刻まれたベークライトのケースに入って届きました。

ただし、冒頭の画像からもおわかりのように、これまでルサール用として販売されていた角型のBI-20ファインダ(Видоискатель ВИ-20)、とは、かなり形状が異なっています。 近距離補正部も湾曲スライドから単なるヒンジになっていて、接眼部も丸いですしね。
とはいえ光学部はそのままのようですし、各部に刻印された数字などはいかにもKMZな書体で、おそらくはクラスノゴルスクで製造されたのだろうと推測します。その他、どうやらラテン文字らしい「La」という刻印もあるのですが、ネットで検索しても情報がなく、よくわかりませんでした。

どうやら新品か新同品だったらしく、ファインダの見え具合はクリアで、歪曲や視野も許容範囲でしたが、アイポイントがいささかピーキーで、ちょっとずれるとにじんでしまうのが難点でした。この点は以前にご紹介した中国製の21mm外付け光学ファインダ「LEILA」よりもはるかに優れていて、しかもLEILAより微妙に安く落札できたのですから、届いた段階で大満足ではありました。
しかも、アクセサリシューへ乗せるとなかなか見栄えが良く、撮影のテンションを上げてくれます。
ところが、カメラを構えてみると微妙な違和感があります。
おかしいな?

その理由はこれでした……。

なぜかシューに収まりきらず、ファインダの後端がボディよりはみ出すのです。
おかげで、撮影中はシャッタスピードの確認がしづらいし、足の角が尖っているのでちょっと危なっかしいということにも。

なんでこんな事になっているのかわかりませんが、手がかりがなくはないです。それはロシア製ライカコピーと本家との形状差にあります。以下のリンク先をご覧ください。

Leica and Reid Fakes

トップから3番めにコピーと本家の軍艦部を並べた画像がありますけど、いちばん下の本家はアクセサリシュー左上のトップカバーが丸く整形されているのに対し、うえふたつのコピーはほぼ直角になっています。
これはKMZで生産されていたカメラ「ゾルキー」も同様で、リンク先の画像(Фотоаппарат ЗОРКИЙ 1953)スパッと直角になっているのがよくわかると思います。
これがM型ライカとなると、さらにはっきりと角を斜めに整形しており、当然ながらトップカバーの分だけシューが短くなっています(リンク先参照)。

LEICA M3 (1954-1967)

というわけで、見え具合はいいしゴツイかっこよさはあるけど、かさばってちょっと危ないかもしれなくて視野にも影響がなくはないだろうって感じのロシア製と、小ぶりで可愛らしいけど見え具合はなんちゃってレベルの中国製との、ふたつを選ぶ楽しみができました。
また、しばらくはルサールとMDaで遊ぼうと思います。

ニコン アングルファインダー DR-3 と アイピースアダプター DK-7

ニコンのアングルファインダー(DR-3)を買いました。中古でしたが、幸いにもアイピースアダプター(DK-7)が付属していたので、デジタル一眼レフでも使用可能です。

アングルファインダーとは、カメラの接眼部に取り付けて垂直方向からファインダー像を見るためのアクセサリーです。装着状況は以下の画像をご覧ください。

アングルファインダーはカメラ本体に対して垂直方向からファインダー像を見ることができるのみならず、ピントも合わせやすくなって精度が向上します。そのため、フィルムカメラの頃は複写(写真で文書や画像を複写していたのですよ)や接写などの特殊用途に使われていました。また、アングルファインダーの接眼部には視度調整ダイヤルが備わっているため、視度の補正範囲が広く、補正もしやすくなっていました(かつてはカメラの接眼部に視度補正レンズを装着していたのです)。

このDR-3は製造販売が終了していますが、ニコンは後継品として変倍アングルファインダー(DR-5)を発売しました。こちらは、その名の通りワンタッチでファインダー倍率を変更できるため、より精密にピントを合わせることが可能となっています。また、接眼部のアダプターリングもアイピースアダプター(DK-18)へ更新されました。こちらはDK-7とほぼ同じですが、切り欠きと着脱キーがあるので、着脱がかなり簡単となりました。

また、アングルファインダーはローアングル撮影も容易にします。特に猫や小動物にはローアングル撮影が有効なので、最近はデジカメにつけている人も少なくないようです。ただし、光路を屈折させる関係で左右が逆像となるため、動きのある被写体や、水平垂直をきっちり出さねばならない場合は、手持ち撮影が難しくなるかもしれません。

ともあれ、撮影の幅を広げてくれる楽しいアクセサリーなのは間違いなく、機会があれば使ってみるのも良いでしょう。

中国製 21mm 外付け光学ファインダ LEILA

eBayで中国製の格安ファインダを買ってみました。出品者の説明には画角21mmでRicoh GR GR2 GRDやFuji X70、Sigma DP DP1sなどの広角コンデジに使えるということでしたが、下の方には「フレームラインがありません、視野は丸く表示されます」なる、きな臭い注意書きもあります。
とはいえ送料無料で6千円弱ですから、コシナの中古と比べても半額程度というお手頃感です。これがライカだと中古と比べても3割程度、モデルによっては1割以下のお値段ですから、まぁ安物買いのなんとやらでもポチッちゃいますわな。

というわけで、落札から2週間するかしないかのうちに届いたのが……。
これです!

おしゃれな缶に入っていました。

eBayではノーブランドの無印でしたが、到着したファインダにはLEILA 21mmなる怪しい表記がはっきりと!
ちなみにクラプトンの「いとしのレイラ」はLaylaですから、これはやっぱりライカ(Leica)が元ネタでしょう。字体もどことなくライツ・ノルム(leitz-norm)っぽい感じで……。

というわけで、かなぁり好意的に表現してもパロディ商品なのですが、さてその実力やいかに?
いやまぁ、実力と言ってもフレームラインもないほぼほぼ素通しの光学ファインダですから、クリアに見えさえすればそれでいいんですけどね。


正直なところ、見た瞬間に「こりゃ魚眼だわ」ってなところで、気休め程度にもなるかならないか。なにしろ歪曲がひどくて水平も垂直も取りにくく、もちろん視野も雰囲気程度です。とはいえ、それでもないよりはマシなのは確かで、構図が決めやすくなるのは間違いないです。
歪曲のひどいファインダといえば、ロシアレンズのルサール用がありますけど、あちらの後期型はそれでも視野が四角かったので(初期の丸型ファインダは使ったことがありません)、見え具合はこのレイラよりマシでした。
ただ、ルサール用の角型ファインダはこのレイラよりも二回り近く大きく、近距離用の視野補正カムがついているのはいいんだけど、すぐにずれて視野も狂うという面倒くささがあったため、個人的には小さくて可愛らしいレイラのほうが好みだったりします。

MDaに乗せたら、こんなに可愛らしいですしね。

というわけで、しばらくはMDaとルサールの広角スナップを楽しもうと思います。