Cマウント マイクロフォーサーズ マウントアダプタ

中国製のCマウントレンズアダプタ、マイクロフォーサーズボディ用を購入しました。

Cマウントとはねじ込み式レンズマウントのひとつで、映画用16ミリカメラの標準マウントでもありました。スチルカメラの採用例はごくわずかですが、拳銃型写真機として有名な「ドリュー 2-16」はそのひとつです。

ドリュー 2-16(産業技術史資料データベース)
Doryu 2-16(Camera wiki)

Cマウントの由来は、ベル・ハウエル社(Bell & Howell)のレンズマウント規格です(出典 C-mount)。同社は別にAとBマウントを開発していたことから、3種類目3番目)のマウントとしてCマウントと名付けたようです。
ベル・ハウエルはアメリカを代表するシネカメラのメーカーで、フィルモ(参考 ウィキペディア フィルモ)と名付けられた同社のシネカメラは、第2次世界大戦前から戦後にかけて西側報道用シネカメラの標準となるほどヒットしました。
また、同社のCマウントもフランスのボリューやスイスのボレックスなど、様々なシネカメラに採用され、事実上16ミリシネカメラの標準マウントとなりました。
このような背景から、現在でも16ミリシネカメラはもちろん、
防犯カメラや工業用カメラなどのCCTV規格がCマウントとなっており、さらには一部の顕微鏡にも採用されています。

Cマウントそのものは単なるねじ込み式で、ストッパやカメラボディとの物理的、電気的な情報交換部を持ちません。マウントの詳細については、浅沼商会の光学豆知識「第1回 Cマウントレンズと、CSマウントレンズ編」を参照してください。

さて、基本はねじ込み式ですから、アダプタもこのようにシンプルです。そのため、最近ではマイクロフォーサーズ用のアダプタが安価に販売されており、特に中国製のアダプタはびっくりするくらい安く流通しています。
ところが、安かろう悪かろうではありませんが、中国製のアダプタにはいくつかの問題がありました。
自分は並行輸入している知人から購入したのですが、まずボディに装着できないものがあるので、全量チェックしているとのことでした。さらに、中には無限が出ないものも含まれているそうで、出荷可能な状態のものはかなり少ないということです。
また、無事に装着できて無限が出るものでも大半はオーバーインフ、つまり無限遠よりも奥まったところまで「ねじ込めてしまう」そうです。もちろん、使えないよりはるかの良いのですが、これは固定焦点の16mm映画カメラ用アンジェニュー10mm/f1.8を使うときに、大きな問題となりました。

最後に、並行輸入している知人からいただいた画像ですけど、注文した通りの商品が届くほうが少ないそうで、このときは注文した10個のうちCマウント用は2つだけ、残りはM42マウントレンズ用のニコンマウントアダプタだったそうです。
当人は「マイクロフォーサーズ(M4/3)とM42で間違えたんだろうね」と笑っていましたが、これじゃ小遣い稼ぎにもならないよなぁと思いました。


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