ЛОМО LOMO T-43 40mm f4.0 ライカねじ込みマウント LTM 改造

よく写ると評判のLOMO(ЛОМО) T-43 40mm/f4.0をボディから外してライカねじ込みマウント(LTM)へ改造したレンズを入手したので、銀塩ライカとニコンのZ5で撮影しました。

このLOMO(ЛОМО) T-43 40mm/f4.0は、もともとソビエト(ロシア)が開発したフィルムカメラのスメナ8M(Smena-8m/Смена-8М)やスメナシンボル(Smena-Symbol/Смена-Символ)に使われていたものですが、リンク先の画像からも明らかなように、製造時はボディと一体でした。ところが、それらのカメラからレンズを取り外し、既存のレンズマウント規格へ改造したものが流通しているのです。これは、デジタル時代になってフィルムカメラの需要が激減したことや、母体となるフィルムカメラの生産数が莫大だったこと(リンク先によると、スメナ8Mだけでも2100万台、さらにスメナシンボルが418万台も生産されたとされています)もさることながら、レンズ交換式ミラーレス1眼の普及によって、フランジバックが短い大衆フィルムカメラのレンズも手軽に使えるようになったのが最大の理由でしょう。

自分が入手したのはスメナ8M初期型から取り外したレンズのようで、正面にフィルター用リングがないものです。おかげで43mmのフードやレンズキャップが使えますが、市場ではスメナ8M後期型輸出型、あるいはスメナシンボルに取り付けられていた前面リング付きのほうが、圧倒的に多いように思います。

また、ボディから外してライカねじ込みマウントへ改造したといっても、フランジバックを合致させ装着可能となっただけで、距離計とは連動しません。そのため、ミラーレス1眼でなければ、もとのスメナ8Mやシンボルと同様に目測でピントを合わせます。自分は距離計がないライカMDaでも撮影しましたが、冷静に考えたらスメナ8Mやシンボルと同じなんですよね。まぁ、低速シャッターも切れるし、巻き上げなど含めた使い勝手ははるかに良いのですけどw

でまぁ、そのライカMDaで撮影したのがこちらです。

T43Lomo030
T43Lomo051
T43LomoBW007
T43LomoBW010
T43LomoBW036
T43LomoBW041

いかんせん目測ですから、使い方としては据えピンのストリートフォトが正解だろうと思います。いちおう、以前に購入した中国製の40mm外付け光学ファインダOTW-40が手元にあり、画角もバッチリなので使ってみました。

ファインダといっても気休め程度かなどと思っていましたが、それなり以上に役立ったので、ミラーレス1眼でも使う値打ちがあるかもしれません。というのは、開放f4.0なのでZ5のEVFですらピン山が掴みづらく、それならEVFより据えピンの外付け光学ファインダが素早く撮影できると思うのです。

ともあれ、そのZ5で撮影したのがこちらです。

Z5T43_0003
Z5T43_0013
Z5T43_0014
Z5T43_0056

ロシアレンズとあって、いかにもな描写を期待しなくもなかったのですが、思いのほかすっきりした画で、ちょっと拍子抜けしちゃいました。歪曲もそれほどではなく、デジタルでも楽しめると思います。ただ、手ブレ補正の悪影響か自分のホールディングが悪いのか、被写体ブレがフィルムより汚いのはいささか残念でした。

個人的にはカラーネガで撮るのがレンズの個性を最も引き出すように感じましたが、デジタルで気楽にバシバシ撮るのも楽しく、いろいろ遊べる愉快な1本じゃないかとも思います。


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