三丁目の写真展《巣鴨三丁目編》

SonnarBW026

Gallery Conceal渋谷にて開催中の三丁目の写真展《巣鴨三丁目編》を鑑賞しました。展示解説には「数ある三丁目の中からひとつの街を撮影地として、自由に写真表現を行うグループ写真展です」とあるが、率直なところなにがどう三丁目なのか、いまひとつ伝わらないものがありました。
また、展示全体として巣鴨という土地が持つ強烈なイメージを持て余しているようなところもあり、間合いのとり方は難しいところがあるとはいえ、もう少し積極的でも悪くはなかったのではないかという感を覚えなかったといえば、それは嘘になってしまいます。

ただ、ランニングシャツに半パン、虫取り網という出で立ちの男性を撮影した作品は、和紙プリントの甘さとキャラクタとのミスマッチや、巣鴨という場所が持つイメージをうまく取り込もうとした積極性が好ましく、なかなかみごたえがありました。また、壁面の大判プリントとは別にフォトブックを用意し、相補的な意味をもたせたことにも感心させられました。あえて難点を言えば、大判プリントにややノイジーな粒子感やプリントラインが残存していたことで、そのへんを解決すればより主題が明確になったと思います。

その他にもGallery Conceal渋谷では興味深い展示が開かれているので、お時間のある方はぜひ足を運んでください。
会期は今週末までです。


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